富山大学 コロナの影響でTOEIC廃止!? その影響はどれくらい? その1

医学部学士編入試験

お久しぶりです!脱サラ編入医学生のシュンです!

今回は、コロナウイルスが医学部学士編入試験に与える影響第1弾です。
先日富山大の出願が締め切られましたが、なんと今年度の学士編入の試験ではTOEFLのスコアが不要となりした。今回はその詳細と、TOEFL廃止が受験にどのような影響を与えるのかについて解説していきたいと思います。

 

この記事の結論

1、TOEFLが廃止になるのは今年度の試験だけ
2、出願者数は増加・最終合格倍率も上がる
3、筆記試験で点数差がつきにくくなる

富山大がTOEFLを廃止

2020年3月5日に、以下のような文章が発表されました。
細くて見にくい方はコチラのリンクからどうぞ!
まとめると
・コロナウイルスの影響で3月のTOEFLの試験が無くなった
・3月のTOEFL受験ができない志願者が出てきてしまうため特例として廃止
・TOEFLのスコアがなくても出願可能に!
長年TOEFL必要校であった富山大学が、今年度に限り出願要件からTOEFLのスコアを除外しました。(すでに出願は閉め切っています)
しかしこれは今年度のみの特例です。来年度は従来通りTOEFLが必要な大学に戻ることはほぼ間違いないでしょう。

TOEFL廃止が試験に与える影響

近年、富山大学の学士編入試験は大きく形を変え、
・総合試験(180分)
・小論文(60分)
となっています。このうち総合試験とは「英語の長文3〜4題」のみの試験となっています。
この長文問題はかなりの文量であり、”帰国子女に有利”とまで言われてきました。
このような富山大学がTOEFLを廃止することで
・出願者数を増える(なので最終合格倍率も増加する)
ことが考えられます。その理由は以下の通りです。

受験前半校なので、受験上位層が抜けていない

富山大学は琉球大学とほぼ同時期である5月に試験があります。これは学士編入試験の中でも最も早い試験日です。よってまだ高偏差値を叩き出す”受験上位層”が抜けていません。
従来、受験上位層の中でも”TOEFLスコア”を持っていなかった者は出願不可能でしたが、TOEFLが必須では無くなった今、このような上位層が参戦してくるでしょう。

出願書類のハードルが低い

また、同時期にある琉球大学は出願時に2000字の作文を書く必要があります。一方で富山大学は出願時に作文(志望動機・自己推薦文など)は不要です。よって、琉球大学よりも出願しやすい大学なのです。

筆記試験の科目数が少ない

筆記試験に関しても琉球大学は生物・物理・化学・数学・英語と5科目のフルセット入試です。一方で、上述の通り富山大は英語と小論文だけで受験できますので、受験ハードルも低いのです。
上記の理由により
①受験上位層
②出願書類に時間を割けなかった層
③生物英語の2科目しか勉強していない層
が参戦してきます。

TOEFL廃止で筆記試験の点数差がつきにくくなる

先ほど述べたように、富山大の学士編入試験は英語(超長文)と小論文です。
従来はこれに加えてTOEFLの点数が加算されていました。(加算の割合は公表されていません)。しかし今年度に限ってはTOEFL抜きの点数で1次合格者が決定します。
TOEFLはリスニングやライティングがあるという性質から「純粋な日本人には難易度が高い」と言われています。そのため〔帰国子女〕や〔英文科卒業〕などの経歴を持つ文系出身者などに有利でした。
しかし、日本の受験英語を勝ち抜いてきた受験上位層は英語のヒアリングやスピーキングのトレーニングは大して受けていませんが、英文読解には非常に強いのです。特に、理系で日々英語論文を読んでいる研究者などにとってはお手の物となります。
また、そのような方は生命化学の偏差値も非常に高い〔受験上位層〕です。
このような方が参戦できることにより、帰国子女・英文科卒業などのアドバンテージはやや薄れ、三つ巴の戦いになるでしょう。
そのため従来よりも筆記試験の
〔最低合格点は高くなる〕+〔上位層はあまり差がつかない〕
ようになるでしょう。
次の記事では今年度の富山大学の学士編入の戦略について解説します!