【今年は定員が2倍】滋賀医大の医学部編入が2年後期→2年前期になる影響

医学部学士編入試験

来年度に行われる医学部学士編入試験のうち、滋賀医科大学が入学年次変更を発表しました。

滋賀医科大学は、2019年度入試までは国立大学で唯一「2年次後期(10月)編入」の大学でした。しかし、来年度からは「2年次前期(4月)編入」となります。

今回は、入学年次変更による影響を解説していきます。

(滋賀医科大学の公式発表はコチラ

詳しく解説!滋賀医科大学の学士編入試験の変更点

今までの滋賀医科大学の試験

  • 2年次後期(10月)編入
  • 定員17人(5人は地域枠)

という特徴がありました。

かつては多くの大学で2年次後期編入(10月編入)が行われていましたが、現在は滋賀医科大学のみとなっていました。この2年次後期編入は、実質的に3年次編入と同等の卒業年度で医師になれる制度でした。

それが来年度の編入試験は以下のように変更されます。

来年度の試験

  • 2年次後期(2019年10月)編入+2年次前期(2020年4月)編入
  • 定員はそれぞれ17人(合計34人

なんと、例年度は2年次の前期入学と後期入学の試験を両方行うため定員が実質2倍になります。しかし、2年次後期試験は2019年10月入学者を最後に廃止されるため、定員が倍になるのは今年の受験のみとなります。

つまり、ダブルチャンスは2019年度に実施される試験のみということになります。

変更後の編入試験が与える影響

今までも、

  • 鹿児島大学
  • 大分大学
  • 旭川医科大学

などで、入学年次変更に伴うダブルチャンス年が存在しました。それらの大学の例から、滋賀医科大学の学士編入試験に今回の変更がどのような影響を与えるのか考えてみましょう。

受験者は例年通り〜微増

滋賀医科大学の医学部学士編入試験は募集定員が17人です。これは、国立大学の編入試験2番目に多い定員です。そのため、毎年例年350人〜600人の受験者がいました。

一方で、滋賀医科大学の学士編入試験の科目の特徴として

  • 物理・化学が必要
  • 英語の問題量が多い

という特徴がありました。そのため、「生命科学・英語」のいわゆる”2科目受験者”や、英語が苦手な受験者には敬遠されていました。

一方で、1次試験はマークシートであるため、帰国子女など英語が得意な方が積極的に受験していたという印象です。

試験内容自体はさほど変わらないことが予想されますので、出願者の大幅には増加しないでしょう。

試験の回数で偏差値は変わる

2019年3月現在、滋賀医科大学から具体的な試験日程は発表されていません。従って、2年次後期と2年次前期の編入試験が同時開催なのか、時期をずらして2回やるのかは不明です。

これまでにも1つの試験で2年次後期と2年次前期の編入を行った大学は存在します。その際、合格者の偏差値(河合塾Kalsの模試による偏差値)が明らかに下がっていました。

滋賀医科大学の場合、最終合格者の人数が非常に多いので最終合格者の偏差値は低下することが予想されます。

特に2年次後期と前期の編入試験を同時に行う場合は、偏差値の低下がより顕著になるでしょう。

まとめ〜こんな方は滋賀医科大学をぜひ受けよう〜

来年度実施の滋賀医科大学医学部学士編入試験の変更点としては、

  • 2年次後期(2019年10月)編入+2年次前期(2020年4月)編入
  • 定員はそれぞれ17人(合計34人
  • つまりダブルチャンス!

となります。

滋賀医科大学は例年

  • 物理化学が出題
  • 英語のボリュームが多い

という特徴があります。しかし、これらを理由に定員34人を逃してはいけません。これは、通常の大学の役7倍もの定員数に相当するのですから。さらに、他大学の傾向から偏差値は低下すると考えられます。そのため、筆記試験突破後の面接試験が合否を分ける場面が増えることが予想されます。

そのため、来年度に受験に限った戦略として

  • 物理化学を未履修でも必ず出願する
  • 面接で点数が取れるように、書類を作り込む
  • 滋賀医科大学の過去問の演習を繰り返す
  • 当日は必ずマークシートを埋める

物理化学未履修の方や英語が苦手な方も、出願は必ずしなくてはならない大学です。また、以外と書類の作り込みが甘い人が多いので、出願書類は複数人に見てもらいましょう。

合格に向けて頑張ってください!

脱サラ編入医学生のシュンでした。